ジャーナリングとは

背景

SDカードをMacに差し込んで、ディスクユーティリティでフォーマットをしようとしていたところ、「Mac OS拡張(ジャーナリング)」というフォーマットに遭遇した。

ジャーナリングとは

ジャーナリング機能を持つファイルシステムでは、ファイルシステム上にジャーナルと呼ばれる一時記録用の領域を用意しておき、ファイルを書き込む際には、書き換えるべきメタデータを予めこの領域に記録しておいてからファイル本体のデータを書き込み、書き込みが成功すればアトミックな操作でジャーナル部のメタデータを本来の管理領域に移す、という手順を取ります。 こうしておけば、ファイルシステムの操作中に電源断が起きた場合でも、ジャーナル領域をチェックするだけで処理がどこまで進んでいたかがわかるので、時間をかけてファイルシステム全体を検査する必要がなくなります。 (Linuxエンジニア養成読本 P.78)

メタデータをジャーナル領域に記録しておいて、ファイルシステムの不整合を手早くチェックするためのものという感じのようだ。